射精時や射精後の排尿時に痛みがある場合は病気?

   

勃起して射精する際には、尿道括約筋が硬く収縮して精液が逆流することを防ぎます。射精した後には括約筋の緊張がほぐれない状態で排尿すると痛みを感じる場合もあります。自慰行為でも性行為でも、射精後の排尿で痛みがあるのは生理現象のようなものですので継続して痛みが続いているということでなければ心配ないでしょう。ただし射精後の2回目以降に排尿した場合でも痛みを感じることや、血尿が出たという場合、さらには排尿後にも痛みが持続している場合は感染症や生殖器もしくは膀胱の疾患の可能性がありますので注意しましょう。

射精時や射精後に性器に痛みを感じる場合

 射精後の排尿時ではなく、射精時や射精後に痛みを感じる場合はどうでしょうか。射精痛に加えて、残尿感、頻尿、尿の切れの悪さ、排尿痛、下腹部不快感などの症状がある場合には、もしかしたら慢性前立腺炎という場合も考えられます。前立腺は男性の性器の1つであり、膀胱の出口に尿道を取り巻くようにして存在しています。前立腺は精液の一部を作っている臓器ですが、大腸菌などの細菌が感染したり性行為などで感染することで前立腺が炎症を起こすと前立腺炎を発症します。

射精痛のその他の原因

 前立腺炎以外にも、精液の通り道である精巣や尿道に炎症を起こすことで射精痛を感じる場合があります。性感染症なども原因となり痛みを起こす場合がありますし、陰茎の神経が損傷されている場合でも射精痛が起こります。過去に前立腺がんを受けたことがある人は、手術経験者の約18%が射精痛を感じているという報告もあるのでこの場合は担当の医師に相談してみましょう。また、特定の抗うつ剤が原因で射精痛を起こしているケースもありますが、この場合は薬を変更することで射精痛がなくなる可能性があるのでこちらも担当の医師に相談するようにしましょう。

治療が難しいケースもある

 中には心理的な要因などで射精痛を感じることもあるようです。射精する時に肛門や性器周辺に起こる痛みが原因で射精そのものに恐怖感を覚えてセックスできなくなってしまうというケースもあるようです。射精痛を持つ男性はうつ状態になってしまうというほど深刻な状況であると考えられます。

射精に関する痛みの対処法

 射精時や射精後の痛みが前立腺炎を原因とする場合、性感染症などが原因の場合には、抗生物質などで治療を受ける必要があります。前立腺炎が原因の場合には、精液に血液が混ざる血精液症などを併発する場合もありますし、難治化すると治療が長引くことになりますので医療機関に相談するようにしましょう。神経損傷が原因の場合は神経が治癒することで改善してきますが、2年ほどかかるケースもあるようです。

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